民間の調査会社・東京商工リサーチによりますと、住宅建築工事業の「タント」は1969年に創業し、外構工事やリフォームなどを手がけ、不動産業者や一般顧客を主な受注先としていました。ピーク時には、売上高8679万円を計上していましたが、2017年2月期以降は赤字から脱却できず、債務超過に転落。
大工の高齢化が進む中、若手の採用も進まず、受注面でマイナスとなっていたほか、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、減収・赤字が続いていました。
負債総額は約9300万円で、県内の新型コロナウイルス関連の破綻は96件目になるということです。