14日夜9時時点で台風7号の中心が紀伊半島のすぐ南側にまで接近し、日付が変わる頃には紀伊半島に上陸し、自転車並みの速度で北上する予想になっています。
猛烈な風が吹くのに加えて、近畿・東海・関東甲信・四国・中国地方では14日夜から15日にかけて線状降水帯が発生して災害級の大雨になる可能性があると予想しています。
14日夜からの24時間で予想される雨の量です。広い範囲で色が濃くなっています。こういった所では、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水・氾濫に注意が必要です。また、風に関しても東海・近畿地方では50メートルの猛烈な風が予想されています。
走行中のトラックが横転するような強さで、既に計画運休など交通にも影響が出ています。友人などがこの色が濃い地域に住んでいるという方は危険だというのを教えてあげてください。
新潟県内で15日に予想される最大瞬間風速は下越で最大30メートルと予想されています。風に向かって歩けなくなったり、転倒する人も出てくる強さです。
また、高い所での作業は極めて危険となります。16日にかけても同じくらいの強い風が続きそうです。風が強まる影響で、波も高くなりそうです。風がおさまった後でも波はうねりを伴いますのでしばらくは海には近づかないようにしてください。
そして雨なんですが、範囲としては山沿いを中心となり、場所によっては雨量が多くなるところもありそうです。
そして台風からの熱い南風が吹くため、気温は高くなりそうです。引き続き熱中症や農作物の管理にご注意ください。
家の外にある飛びやすいものを、室内にいれておくようにしてください。例えば、鉢植えや自転車などです。物干し竿は室内にしまって16日までは洗濯物は室内干しが良さそうです。
小さいものでも飛ばされれば凶器に変わる可能性もありますので、ご自身とご近所の方を守るためにもお願いします。また、風が強まるため、県内でも船舶の航行や空の便に影響が出る可能性もあります。電車の遅延などが起こる可能性もありますので、こまめに交通情報を確認するようにしてください。最終更新日:Mon, 14 Aug 2023 20:47:14 +0900