新潟県内の児童虐待の相談件数が過去最多に 「実母から」が48%(2022年度速報値)

新潟県は9月7日、2022年度の児童虐待相談対応件数を発表しました。
新潟県は9月7日、2022年度の児童虐待相談対応件数を発表しました。 県によりますと、2022年度に県内の児童相談所で対応した児童虐待対応件数は速報値で3661件で、前年度の3505件に比べ156件増加し、過去最多の件数となりました。 虐待の種類別では心理的虐待が2216件(60.5%)、次いで身体的虐待が875件(23.9%)、ネグレクトが531件(14.5%)、性的虐待が39件(1.1%)となっています。 また被害児童の年齢別では、就学前の0歳~6歳が1529件(41.8%)で最も多く、次いで7歳~12歳が1285件(35.1%)、13歳~15歳が548件(15%)、16歳~18歳が299件(8.2%)となっています。 主な虐待者別でみると、実母が1758件(48%)と最も多く、実父が1675件(45.8%)となっています。 そして相談経路別で最も多いのが警察等で1793件(49%)、次いで学校等が521件(14.2%)、福祉事務所等が381件(10.4%)、市町村が295件(8.1%)などとなっています。 県はトラブルなどがあったら1人で抱え込まずに各市町村の窓口や最寄りの児童相談所に相談するよう呼びかけています。最終更新日:Fri, 08 Sep 2023 12:53:59 +0900