花を大切にする心から生まれたドライフラワー専門店
燕市宮町商店街に立つ小さな花屋Tette。 2019年にオープンしたドライフラワー専門店で、店内には100種類以上のドライフラワーが並んでいます。
小越春花:可愛いです
長谷川アナ:
ドライフラワーがたくさんですね。どうしてドライフラワー専門店を始めたんですか?
水沼いすず店長:
大阪にいた時に結婚式場に入ってる花屋さんで働いてたんです。そこの式場では、結婚式が終わったら使われてたお花はまだ綺麗に咲いてる状態でも全部廃棄してしまう。
水沼いすず店長:
それがちょっともったいないというか、「まだ綺麗やのに」と思い、家に持ち帰ってこんな風に吊るしていたのが、ドライフラワーの世界に入ったきっかけ。
なぜ大阪から燕市に移住?きっかけは「世界一周」
Q出身は大阪なのに、なぜ燕でお店を開いた?
水沼いすず店長:
6~7年ぐらい前に大きなリュック1個背負って、世界中を歩き回るみたいなことを1年間ぐらいやっていた時があったんです。いろんな国を回っていた時、キューバのゲストハウスで日本人の男の人に出会ったんです。
水沼いすず店長:
その人が帰国してから「燕でゲストハウスを開こうと思う。スペースが余るから、その余ったところで花屋さんやればいいじゃん」って言われて、こっちに移住してきた感じなんです。
水沼さんを燕に招いたのは世界一周仲間
キューバで水沼さんと出会い、この地に連れてきたのが沼田さん。
その水沼さんが経営するのが、ゲストハウス&バー「トライアングル」です。Tetteから歩いて1分ほどの場所にあり、カフェとシェアハウスも営業しています。
実は沼田さんも3年9ヶ月かけて世界一周し、ある人に誘われこの宮町商店街にやってきました。
沼田基店長:
実は僕も別の人に呼ばれてこの町に来たんです。そのあといすずちゃんが燕に来て、ここでみんなでワイワイ旅の話とかしてる時に、その人といすずちゃんが仲良くなって結婚した。
恋のキューピット!? 宮町商店街で広がる人の輪
沼田さんを燕に呼んだ男性と水沼さんがのちに結婚。沼田さんはある意味キューピット的な存在なんです。
長谷川アナ:
沼田さんも水沼さんもそれぞれ世界一周して、最後にたどり着いたのがこの商店街ってことになりますね。
Q宮町商店街は、どんな存在ですか?
沼田さん:実家より実家っぽい
水沼さん:昔からここにいさせてもらっていたような、居心地の良さというか安心感を感じられます。
NGT48小越春花のロケ後記
Tetteさんはドライフラワーが本当に可愛すぎて、私も自分のお部屋にドライフラワーを飾っているんですけど、絶対女の子たちは好きだろうなっていうかわいい空間でした。
でもお話を伺ったら、世界旅行をきっかけに燕に来て生まれたお店だっていうことにとても感銘を受けました。
人とのつながりによって、思ってもみなかったことが生まれるのは素敵ですね。
水沼さんを燕に呼んだ沼田さんのお店「トライアングル」は、人がたくさん集まってワイワイしている空間が想像できる場所。私はまだお酒は飲めないんですけど、こういう場に集まって、仲間同士で旅の話しをするのも憧れます。
2つのお店に行ってみて、新潟でこういう刺激を受けるなんて思ってもいませんでした。人との出会いって東京とか人の多い場所で生まれるのかなと思っていたんですけど、こんな身近にいろんな経験をしてきた人がいるんだなっていうことにびっくりです。
ドライフラワーを片手に世界の話をしてみませんか?
宮城商店街の小さな花屋Tette。ドライフラワーを買った後に、バーで一息つくのもいいかもしれません。
【小さな花屋 Tette】
住所:燕市宮町6-5
電話:080-1522-8208
営業:平日午前11:00~午後3:00
土日午前11:00~午後6:00 ※水定休(不定休あり)
【トライアングル】
住所:燕市宮町3-6
電話:070-3990-0914
営業:お店のHPをご確認ください