【参加者】
「手が入らない…」
金塊をつかむ体験でお茶目な姿を見せたのは、フランスやザンビアなど10カ国の駐日大使などです。
これは、県と佐渡市・外務省が共催した1泊2日の視察ツアーの一場面。世界文化遺産登録を目指す佐渡をアピールしました。
佐渡金山の坑道・宗太夫坑では、金を掘るまでの作業工程や文化的な側面が解説され、写真を撮るなどしながら熱心に聞き入る姿が見られました。
このほか、佐渡奉行所では「佐渡を世界遺産にする会」の会員が江戸時代の服装に身を包み、一行を歓迎しました。
【クロアチア ドラジェン・フラスティッチ大使】
「佐渡は“日本の縮図”ということなので、佐渡に来れば日本全体を佐渡で体験できるという感想も持った。佐渡島の金山はユネスコの世界遺産に登録される価値のある場所だと思う」
【県世界遺産登録推進室 沢田敦 室長】
「佐渡の世界遺産としての価値を理解いただいて、応援していただければと思っている」
今回、参加した10カ国のうち、イタリア・ザンビア・ブルガリアの3カ国は世界遺産委員会の委員国です。
県は、今後も国や佐渡市と連携して佐渡島の金山の価値について、国際的な理解を得ていくことにしています。最終更新日:Mon, 16 Oct 2023 19:30:35 +0900