キャプテンの川澄や道上といった得点力のある選手を欠く中、ホーム・デンカビッグスワンスタジアムで浦和と対戦したアルビレディース。
試合は立ち上がり、ディフェンダー三浦の縦パスを石田が収め、ブラフシャーンがキープ。再び石田がボールを持ち、ロングシュート。アルビが序盤から積極的に仕掛けます。
一方で昨シーズン、リーグ最多の50得点を挙げ優勝した女王の実力を見せる浦和。
ディフェンスの裏に抜け出した塩越が折り返し、伊藤がシュート、こぼれ球を柴田。さらに、島田のクロスから石川が強烈なヘディングシュートを放ちますが、日本代表のキーパー・平尾が好セーブを連発し、相手に得点を許しません。
両者無得点で試合を折り返すと、試合が動いたのは後半6分でした。
コーナーキックを獲得すると、杉田のクロスから中央の三浦。得意のセットプレーで先制点を奪います。
点を追う浦和は途中出場の日本代表・清家が右サイドを起点に押し込みますが、選手全員でこの苦しい時間帯を耐えしのいだアルビレディース。
すると、試合終了間際でした。滝川が持ち上がり、右サイドの白井へ。クロスは相手に弾かれるも、押し込んだのは柳澤。
アルビレディースは昨シーズンの女王を相手に2-0で快勝。これでホームでのリーグ戦3戦全勝となりました。
第5節を終えてアルビレディースは3勝1分1敗。10日の勝利で勝ち点10となり、順位は3位に浮上しました。
次の試合は皇后杯で12月17日に長野と対戦。リーグ戦次節は12月23日にアウェーで大宮と対戦します。最終更新日:Mon, 11 Dec 2023 18:51:45 +0900