【桶屋美圭アナウンサー】
「毎年寒くなるこの時期に多く発生する火災。その火災の予防を呼びかけるのはサンタクロースです!」
新潟市江南区の江南消防署に登場したサンタクロース。
江南消防署の特別救助隊が3日間かけて制作したもので、火災予防へのメッセージが込められています。
新潟市内では今年163件の火災が発生していて、これからの時期は特にストーブ火災などに注意が必要です。
【新潟市江南消防署市民安全課 相馬貴志 係長】
「冬はタバコやストーブ、そういう原因で火災が発生しているので、引き続き、火災予防に努めていただきたい」
一方、新潟市江南区の大型商業施設を訪れたのは、新潟市消防局の小林徹局長です。
【記者リポート】
「こうした大型商業施設では年末年始に利用者が多くなることから、万が一の火災に備え、査察では消火設備などを確認します」
新潟市消防局では12月1日から商業施設などを対象に火災の特別警戒を行っていて、この日は施設の責任者などと共に施設内の防火シャッターや散水栓などを見て回りました。
【新潟市消防局 小林徹 局長】
「地図にスプリンクラーの警戒区域というのが表示されているので、それを確認した」
商業施設での火災時に被害拡大を防ぐためには消防用設備が正常に作動すること、利用者の避難誘導、従業員による初期消火が重要となります。
【新潟市消防局 小林徹 局長】
「いま一度、自分の施設の消防用設備、それから防火管理体制がしっかりしているかどうかを再確認していただきたい」
新潟市消防局では来年1月15日までに年末年始に利用者の増える商業施設やホテルなど81カ所の施設の消火設備を査察する予定です。最終更新日:Tue, 19 Dec 2023 18:48:56 +0900