1月31日の臨時会後に開かれた常任委員会。
市教育委員会は地震による被害が大きかった新潟市西区の坂井輪中学校の被災状況について市議に説明しました。
【記者リポート】
「こちら校舎と校舎のつなぎ目の部分ですが、大きく亀裂が入っています」
液状化現象により校舎内は現在も使えない状態が続いている坂井輪中学校。
市は建物を支える杭がひび割れたり、損傷したりするなど特に被害が大きかった南校舎については解体し、仮設の校舎を建設する方針を決めました。
現在3年生は新通小学校の教室で、1・2年生はオンラインで授業を行っていますが、今後、3月までに北校舎や管理棟を改修し、新年度から2・3年生は中学校で、1年生は新通小学校の教室で授業を行う方針です。
【新潟市教育委員会 本間金一郎 教育次長】
「1日も早く子どもたちの教育環境を整備するため必要な仮設校舎を建てることや北側の校舎の応急修繕南側校舎の解体に取り組んでいきたい」
市は南校舎の解体と仮設校舎の建設を来年度中に行い、再来年度に全学年の対面授業の再開を目指す考えです。最終更新日:Tue, 30 Jan 2024 19:21:00 +0900