プログラムの前半で披露されたのは、少子高齢化などで踊り手が減っている「両津甚句」。93歳のメンバーもしなやかな所作で会場を沸かせていました。
一方、若者が活躍したのは、国指定の重要無形民俗文化財である「文弥人形芝居」です。
文弥人形一座の常盤座で芝居を学んだ3人が初舞台に挑戦!目が見えない母親が間違って娘を死なせてしまう悲しいストーリーを見事に演じきりました。
【披露した人】
「みんなで心を一つに合わせ、無事にできてよかった」
【披露した人】
「めちゃくちゃ楽しかった。幸せ」
【常盤座 和田登志江 座長】
「3人で自分たちの山椒大夫をつくりなさいと言って、それで練習してきたのがきょう、とても良くできたと思い、とてもうれしい」
舞台での成功体験が伝統をつなぐ新たな思いを育んでいきます。最終更新日:Mon, 26 Feb 2024 19:05:09 +0900