2月26日の新潟市中央卸売市場。色とりどりの花の競りが行われる中、この時期おすすめなのが、鑑賞用に改良されたモモの花・ハナモモです。
【新花総務部 池田紀行 主任】
「枝からぱっと咲くピンク色の花が冬から春に変わるというイメージ。まだ寒い日が続くが、春らしさをとても感じられる花材だと思う」
また、つぼみの段階から楽しめるのもハナモモの特長の一つです。
【新花総務部 池田紀行 主任】
「つぼみから花が開くまでの過程を楽しめる花材」
一般的に路地などで見かけるハナモモは3月中旬から咲き始めますが、切り花用としては1月末ごろから流通し始め、縁起の良い花としてひな祭りなどでも飾られています。
【記者リポート】
「3月3日の桃の節句やひな祭りで重宝されるハナモモ。単体でも見栄えするのですが、こうした黄色い花との相性も抜群だといいます」
【新花総務部 池田紀行 主任】
「スイセンだったり、スイートピー、あとミモザ・アカシアだったり、定番のチューリップや香りのいいフリージア、そして皆さんよくご存じの菜の花。こちらを組み合わせてもらうと、春らしさがさらに倍増するかなと思う」
もともと暖かい時期に咲くハナモモは、自宅などで飾る際には、部屋を暖かくするほか、乾燥にも注意が必要ですが、適切に管理することで2週間ほど楽しめるといいます。
【新花総務部 池田紀行 主任】
「まず、花を飾るといったら花を購入される方が多いと思うが、枝ものも、とてもおしゃれに空間を彩ってくれるので、今の時期だったらモモの花。ぜひ手にとってもらいたい」最終更新日:Mon, 26 Feb 2024 19:02:55 +0900