“視覚に訴える”観光案内「魅力伝わる」
3月1日のオープンを前に報道陣に公開された「新潟市観光案内センター」。
新潟市観光政策課の明間研課長は「非常に人目を引く形で、観光案内所としては分かりやすくて、非常に良いものができたのではないかなと思っている」と話した。
ポイントは視覚に訴える観光案内だ。
高さ3m、幅2.5mの大型LEDビジョンが3面にわたり設置され、新潟の四季を映し出し、常に魅力をアピール。
幅7mのつり下げ式のビジョンには、様々なメッセージが流せるという。
明間課長は「新潟まつりや酒の陣…イベントがあるとき、『酒の陣開催中、ようこそ新潟市へ』というような様々なメッセージを出すことができる」とその使い方について説明した。
この日、県外から来ていた人は「学生時代、新潟に住んでいた。こういうものはなかった。新しい視点でいいと思う」「魅力が伝わってくる。雑誌を見るより映像は力強い」とその印象を話した。
また、新潟駅を拠点に観光地へ足を伸ばす旅行者に向け、新潟空港と佐渡汽船の運航情報を提供するほか、以前の観光案内所から引き続き、英語で対応できるスタッフが常駐する。
一方で、1988年に新潟駅万代口にオープンしたこれまでの案内所をのぞくと…業務のかたわら、新たな観光案内センターへの引っ越し準備が進み、期待の声も聞かれた。
新潟駅万代口観光案内センターの小林良子さんは「新潟駅2階に上がることで、駅改札からダイレクトに、すごくいい所になるので人も増えると思う」と期待を寄せた。
新たな観光案内センターはこれまでと比べ、7倍の広さに。
観光客に何度も訪れてもらうことを目指し、3月1日にオープンする。