19日朝、登庁した花角知事。
【花角知事】
「地元の理解を求めたいという電話がありました」
Q理解というのは何について
「(原発の)稼働について」
18日に齋藤大臣から柏崎刈羽原発の再稼働について理解を求める電話があったことを明かしました。
柏崎刈羽原発を巡っては去年12月、原子力規制委員会が事実上の運転禁止命令を解除。齋藤大臣は3月15日、東京電力から信頼回復に向けた取り組み方針の説明を受け、再稼働に向けた国の方針を県などに伝える考えを示していました。
19日の閣議後の会見では。
【齋藤経産相】
「新規制基準に適合すると認められた場合には、地元の理解を得ながら再稼働を進めていく。こういう政府の方針を改めてお伝えをして…」
再稼働への理解を求めたほか、能登半島地震の教訓を踏まえた原子力災害への対応などの考えを伝えたということです。
電話を受けた花角知事は…
【花角知事】
「話は承りましたと。もともと政府の方針はずっと一貫していますので、屋内退避の問題、安全な避難の課題ですとか、あるいは県の技術委員会で安全対策の確認をやっていますので、そうした進み具合を見てということになると思いますね」
経産省の資源エネルギー庁長官などは21日に来県し、花角知事に直接国の方針を説明する予定です。最終更新日:Tue, 19 Mar 2024 12:16:33 +0900