〈競泳〉ケガ乗り越え… 水沼尚輝選手 新潟県勢初のパリ五輪内定!「山あり谷ありの水泳人生」

競泳の代表選考会で新潟医療福祉大学職員の水沼尚輝選手が男子100mバタフライで2位に入り、派遣標準記録を突破。県勢として初めてパリオリンピック代表に内定しました。
競泳の代表選考会で新潟医療福祉大学職員の水沼尚輝選手が男子100mバタフライで2位に入り、派遣標準記録を突破。県勢として初めてパリオリンピック代表に内定しました。

東京で開かれていたパリオリンピックの代表選考会。

最終日の3月24日、男子100mバタフライ決勝に登場したのが2大会連続のオリンピック出場を目指す水沼尚輝です。

同じころ、新潟では…

【記者リポート】
「水沼選手のパリオリンピック内定を見届けようと、新潟医療福祉大学からも大きな声援が送られます」

【新潟医療福祉大学 水泳部 舩本愛子さん】
「尚輝さんらしいレースができれば絶対いけると思うので、自分を信じて頑張ってほしい」

多くの後輩が見守る中、迎えた決勝。

第5レーンの水沼は、前半の50mを24秒06の4位で折り返します。得意の後半でノビのある泳ぎを見せ2人を抜くと、51秒23の2位でフィニッシュ!

派遣標準記録を突破し、パリオリンピック出場を決めました。

【新潟医療福祉大学 水泳部 舩本愛子さん】
「(練習で)尚輝さんからかけてもらった言葉というのがとても大きいので、その分、応援したいという気持ちがあふれてきて、決めてくれてほんとにホッとしている」

おととしの腰のケガ以降、スランプに陥っていましたが、困難を乗り越えつかんだパリへの切符。

【パリ五輪代表決定 水沼尚輝 選手】
「ここにくるまで山あり谷ありの水泳人生だった。皆さんの応援を力に、パリの舞台で羽ばたいてきたい」最終更新日:Mon, 25 Mar 2024 18:59:54 +0900