佐渡市で2日に行われたのは今年最初となる子牛のセリ。
島内で育てられた子牛、約130頭がセリにかけられ、県の内外から購買業者が参加。1頭あたりの平均価格は約49万円と前回を上回り、最高価格は89万円あまりとなりました。
牛たちは病気にかからないよう、獣医師の診察を受けてから新しい飼い主のもとへ。一方…
【セリに出した農家】
「がっかりしている」
【セリに出した農家】
「どうしてもエサの高騰の部分で、肥育農家さんのほうがひっ迫しているという部分がある。こちらに金をかけたくないという気持ちは分かる」
JA佐渡によりますと、飼料価格が高止まりする中、肥育農家が子牛の買い取り価格を抑える傾向にあり、今回も子牛の育ち方などで価格に差がついたということです。
【JA佐渡営農振興部 寺田令 畜産担当次長】
「飼料価格も若干だが、今後下がっていく見通しというのが出ている。佐渡のミネラルをたくさん含んだ自給飼料でしっかり食べて、おなかができているいい牛は増えているというふうに感じる。そういうところをこれからもどんどんアピールしていきたい」
次回は7月に行われます。最終更新日:Tue, 02 Apr 2024 19:17:08 +0900