糸魚川市能生川沿いの崖で22日正午前に撮影されたのは一頭のクマ。何かを探しているのか、崖をゆっくりと移動していきます。
専門家は冬眠から目覚めたクマはこの時期、山でエサを探していると話します。
【長岡技術科学大学 山本麻希 准教授】
「去年エサが悪くて、クマがお腹が空いた状態で寝ている。春は比較的どの山でも山菜がしっかり出ているので、それを今起きて慌てて食べているところだと思う」
行楽や山菜採りなどでこれから山に入る機会が増えることが予想されますが、1人での行動は控えることが重要です。
【長岡技術科学大学 山本麻希 准教授】
「山に入る方は音を出してもらうとか、複数の人数で行動するとか、クマに『ここに人がいるんだよ』と知らしめながら入るようにしていただきたい」最終更新日:Tue, 23 Apr 2024 19:03:37 +0900