最低一日1時間から働けるという求人に町の人は魅力を感じるのでしょうか?
【街の人】
「アルバイトで4~5時間とられてしまうよりは1時間だといい」
【短時間バイト経験のある学生】
「フルで入るのは厳しい部分はあるが、一回だけ体験できてお金ももらえてすごくよかった、良い経験だった」
短時間で少しだけでも働きたい。そんな声に応えようと新潟市が導入するのがお仕事アプリ「にいがたCITYマッチボックス」です。
これは人で不足を解消したい企業と一日数時間でも働きたいという人をマッチングするための手軽な求人を提供するアプリで、8月にサービスが始まります。このアプリの最大の特徴は…
【マッチボックス 片野広統さん】
「1番の違いは新潟市がやっているということ。地域に密着している地域の人のための就労プラットホームなので安心感を提供しているのもポイント」
政令指定都市としては初めての試みで、新潟市と手を取り合って人手不足の解消を後押しします。
17日はアプリの運営会社による説明会が開かれ、食品業や製造業など18の事業所に対し、アプリの概要や新潟市の雇用状況について説明。
【マッチボックス 山本はる奈さん】
「自分の都合のいい時間に働きたい、家事育児介護との両立のために非正規の仕事選んでいますよという方が年々増加している傾向にある」
県内では既に長岡市や佐渡市など4つの自治体がアプリを導入していて、そのユーザー数は合わせて8500人を超えていると言います。
気になる求人を見つけたらシフトの時間調整も可能。時間の融通が利くため、育児や介護のスキマ時間で臨機応変に働くことができます。
また、登録する企業側にとってもメリットは大きいようです。
【製鉄業 採用担当者】
「ハローワークに出しても応募がなくて、(ネット上の)色々なところに掲載できてそれはすごくいいなと思う」
【銘菓店 採用担当者】
「今後きっかけになればいいなと思う。それで興味持ってもらって正社員になってもらう繋がりがあれば非常にいいなと思う」
【マッチボックス 片野広統さん】
「(求職者は)わがままになっていい。決められた条件のみでしか働けないわけではなく、意外にも就労のチャンスは転がっているので個人の自由、希望で働いほしい」最終更新日:Wed, 17 Jul 2024 18:48:32 +0900