“能登豪雨”約50人の新潟県警・広域緊急援助隊が捜索活動 現場指揮の中隊長などが当時の状況を報告

石川県能登地方を襲った豪雨により、石川県では死者・行方不明者の人数が15人に上っています。

石川県能登地方を襲った豪雨により、石川県では死者・行方不明者の人数が15人に上っています。

輪島市や能登町では10月3日、行方不明者の捜索が行われていました。

【記者リポート】
「午前9時半。輪島市内を流れる町野川では現在、中山さんの捜索が行われています。ただ、周辺では朝から雨が降っていて、捜索は雨の中での作業となっています」

こうした捜索活動に当たっていたのが、約50人の新潟県警の広域緊急援助隊です。

石川県警の要請を受け、9月25日から5日間にわたり、能登町北河内地区で当時、行方不明となっていた女性の捜索活動を行っていました。

10月7日は現場を指揮した中隊長などが当時の捜索の状況などを報告しました。

【広域緊急援助隊中隊長 片野裕介 警部】
「どんな厳しい状況でも、必ず生きているということで生存救助。もし、それが叶わないのであれば、どのような形であっても家族のところに帰っていただこうというのは言っているし、隊のみんなもそういった気持ちで取り組んでくれた」

豪雨による行方不明者がまだいるため、広域緊急援助隊は要請があれば、再び被災地の捜索に入るということです。

最終更新日:Mon, 07 Oct 2024 19:00:20 +0900