“参院選”へ与野党早くも火花！選対本部設置の立憲「しっかり戦う決意」 自民は岸田前首相が来県「大切な選挙に向け力合わせて」

来年夏の参院選に向けて立憲民主党県連は12月22日、選挙対策本部を設置しました。一方の自民党は岸田前首相が選挙への協力を呼びかけるなど、早くも与野党が火花を散らしています。

12月22日、新潟市中央区に集まった立憲民主党県連の幹部たち。

【立憲民主党県連　西村 智奈美 代表】
「どうか、また皆さんで力を合わせて前に進んでいきたいと思います」

設置したのは、来年夏の参院選に向けた選挙対策本部です。

今年の衆院選では、県内全ての小選挙区で勝利した立憲民主党。参院選には改選を迎える打越さく良参院議員が立候補を予定していて、衆院選の勢いをつなげたい考えです。

【立憲民主党　打越さく良 参院議員】
「『裏金政治をなんとかしてくれ』という声をたくさんいただいている。来年の参議院選はしっかり戦う決意」

一方、同じころ、新潟市中央区で開かれた自民党の会合に出席したのは岸田前首相です。

【岸田 前首相】
「少数与党時代、国民のために結果を出すにはどうしたらいいのか、こうした努力を進めていかなければなりません」

衆議院で少数与党となる中、参議院で与党が過半数を保っていることの重要性を強調した岸田前首相。

自民党は新潟選挙区に元競泳選手の中村真衣さんの擁立を決めていて、「政治の安定のため」として選挙への協力を呼びかけました。

【岸田 前首相】
「ぜひ、この参議院選挙での重みもみんなでしっかりと感じながら、大切な選挙に向けて力を合わせていきたいと思います」

参院選は来年夏に行われます。

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