去年、合わせて2頭の子牛が生まれた新潟県佐渡市相川地区の畜産農家・小松滝雄さん一家が去年12月、行っていたのは毎年恒例の門松作りです。
地域の安全や五穀豊穣・豊漁などを願い、仲の良い夫婦が家族と作るこの門松は“夫婦門松”と呼ばれています。
【小松滝雄さん】
「地震があったり、2024年は皆さん大変だったと思う。2025年はそういうことがないように思いを込めてやっている」
そして、この日は孫の陽太くんも一生懸命に作業をお手伝い!
【小松さんの孫 陽太くん】
「けっこう大変。テープを巻くところが大変」
家族の協力を得て、9組・18基の門松が完成し、最初の1組は地元の高千小学校に贈られました。
【高千小学校 佐藤洋子 校長】
「去年は、なかなか良い年周りではなかったところもあるので、今年はこの門松の縁起も含めて、子どもたちにとっても、地域にとっても良い年になるように祈りたい」
年末の悪天候にも耐え、元日の玄関先を彩っていた門松。作業を手伝ってきた石花公民館の服部館長も安堵の表情を浮かべていました。
【石花公民館 服部公平 館長】
「真心で作っているので、ありがたい限り。それで幸せになっている」
真心込めて作られた夫婦門松は、1月15日ごろまで飾られます。
最終更新日:Wed, 08 Jan 2025 19:11:09 +0900