「指導した際の態度に腹が立った」部下の自衛隊員を平手打ちするなどの暴行 新発田駐屯地の37歳の隊員に停職7日間の懲戒処分

陸上自衛隊新発田駐屯地は1月14日、教育中の部下に平手打ちをするなどした37歳の自衛隊員を停職処分にしたと発表しました。
陸上自衛隊 新発田駐屯地

陸上自衛隊新発田駐屯地は1月14日、教育中の部下に平手打ちをするなどした37歳の自衛隊員を停職処分にしたと発表しました。

1月14日付けで停職7日間の懲戒処分を受けたのは、第30普通科連隊の2等陸曹の隊員(37)です。

この隊員は2022年5月6日に隊舎で陸士から陸曹に上がるための教育を行っていたところ、隊員を指導する際に平手打ちをするなどしました。

新発田駐屯地によりますと、暴行を目撃した隊員がその日のうちに部隊に報告していましたが、必要な調査や手続きを行っていたため、懲戒処分までに時間がかかったということです。

また、処分を受けた隊員は「指導した際の隊員の態度に腹が立った」と話している一方、深く反省しているということです。

第30普通科連隊の1等陸佐・郡山伸衛連隊長は「再三ハラスメントの教育をしているなかで、このような規律違反が起きたことを重く受け止めている。違反根絶のため指導を徹底していく」とコメントしています。

最終更新日:Tue, 14 Jan 2025 10:51:49 +0900