大手スーパーが、近く新潟市内に新たに2店舗をオープンさせます。古町地区ではスーパーが相次いで閉店し、買い物の不便さも懸念される中、新店舗の誕生は人々の生活にどのような変化を生み出すのでしょうか。
■古町地区でスーパーの閉店相次ぐ…
新潟市中央区の『清水フードセンター西堀店』。張り紙が長年の利用への感謝と2月24日での閉店を知らせています。
【利用客】
「ちょっと不便なところもあるが、こればかりは。こっちが希望しても、相手があることだから」
【利用客】
「また買い物が大変になる。1月にはイトーヨーカドーがなくなったし」
1月26日に閉店したイトーヨーカドー丸大新潟店に続くスーパーの閉店に、利用客からは戸惑う声も聞かれます。
【利用客】
「この先は、ほぼ車で買い物に行くが、しょうがない。白山に移るので、そちらも行ってみようと思う」
■お弁当・ベーカリー充実！市役所近くに新店舗
【松村道子キャスター】
「まもなく閉店する清水フードセンター西堀店の代わりとなる店舗が『イオンスタイル白山浦』です。近くには市役所があります」
【イオンリテール北陸信越カンパニー 町野弘幸 事業部長】
「清水フードセンター西堀店のスクラップアンドビルドのビルドという位置づけでの新規出店が白山浦」
おととし、清水フードを展開する清水商事を吸収合併したイオンリテール。
3月27日にオープンするイオンスタイル白山浦は、清水フードセンター西堀店から約800mの場所に立地。
周辺には市役所や学校があり、昼間の人口が多いことからお弁当やベーカリーを充実させた店舗になるということです。
【イオンリテール北陸信越カンパニー 町野弘幸 事業部長】
「買い物の空白地帯をつくってはいけないと我々も思っている。だからこそ、西堀を閉店して、できるだけ早く白山浦をオープンさせたいというふうに計画している」
「買い物の空白地帯をつくらない」という思いから、新しい店舗はバス停が近いことをアピール。
また、買った商品をその日のうちに自宅に届けるサービスの利用も呼びかけます。
■県内最大級の冷凍食品エリア！国道8号沿いにも新店舗
もう1店舗、3月18日にオープンするのは、清水フードセンター黒埼店の後継となる『イオンスタイル黒埼』です。
【松村道子キャスター】
「奥まで進むと、冷凍庫がズラリと並んでいます。共働き世帯の台所になりたいという思いから、冷凍食品エリアは県内最大級ということです」
国道8号沿いに位置する店舗で、周辺にはすでにスーパーを含め、多くの商業施設がありますが…
【イオンリテール北陸信越カンパニー 町野弘幸 事業部長】
「競争店とかいう位置づけではなくて、一緒に盛り上げていきたいと我々は考えている」
大手スーパーの新たな展開が新潟市に買い物の新たな構図を生み出そうとしています。
最終更新日:Thu, 06 Feb 2025 18:54:04 +0900
