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2月7日、総務省が2024年の家計調査の結果を公表し、ラーメンの年間支出額1位を目指していた新潟市は山形市に次ぎ2位となりました。
家計調査によりますと、都道府県庁所在地と政令市を対象にした2024年の1世帯当たりのラーメンにかけた外食費は、新潟市が1万6292円。山形市の2万2389円に次ぎ、全国2位になりました。
3年前に1位になった新潟市は1位奪還を目指して、2024年度予算で1400万円をかけて新潟のラーメンの魅力をプロモーションしていました。
新潟市は前年に比べ1068円消費額を増やしましたが、山形市は4796円増やし、その差は6000円以上開きました。
新潟市の野島晶子副市長は「全国2位は素晴らしいこと。もともと外食にかける金額は新潟市少ないなか、新潟のラーメンを誇りたい。調査結果はあくまでも市に住む人がいくらかけたか。市としては県外からも新潟市にラーメンを食べに来てほしいという思いでやって来たので、全国からも来てほしい。統計の結果というよりも、これをきっかけに新潟の美味しいラーメンを味わってほしい」と話しました。
新潟市は来年度も引き続きラーメンのプロモーション事業を行いたい考えです。
一方で、新潟拉麺協同組合は石黒純一代表理事は「また2位かと思った」と悔しさを滲ませました。
【ラーメン年間支出額(2024年・家計調査より)】
1位:山形市 2万2389円
2位:新潟市 1万6292円
3位:仙台市 1万5534円
4位:富山市 1万3775円
5位:さいたま市 1万2553円