大雪ピーク過ぎるも交通などへの影響続く 新潟県は十日町市と魚沼市に新たに災害救助法適用 引き続き風雪や高波に注意

新潟県内は大雪のピークは過ぎましたが、交通などへの影響が続いています。県は9日、新たに十日町市と魚沼市に災害救助法を適用しました。

新潟県内は大雪のピークは過ぎましたが、交通などへの影響が続いています。県は9日、新たに十日町市と魚沼市に災害救助法を適用しました。

強い冬型の気圧配置が続き、9日も雪が降ったりやんだりを繰り返した県内。

午後4時の積雪は魚沼市守門で311センチなど、各地で平年を上回る中、県は新たに十日町市と魚沼市に災害救助法を適用し、援助が必要な世帯の除雪費用を県と国で負担することを決めました。

7日に顕著な大雪に関する気象情報が発表され、記録的な雪となった新潟市中央区では、委託を受けた業者が10日に備え小学校の通学路の除雪を急いでいました。

8日は県内で大半が運休となったJRの在来線は、9日朝に信越線や越後線など一部で運転を再開し、新潟駅では安堵の声も。

【乗客は】
「金曜日に電車で帰ろうと思ったが止まっていたので、しばらく友人の家に泊まっていた」

「あすから仕事なので、動いてくれてありがたい」

一方除雪作業が追い付かず、10日も引き続き運転を見合わせる区間があります。

また新潟交通は新潟市内の路線バスなどの一部で運転を見合わせたほか、新潟空港では一部の発着便が欠航しました。

このあと10日朝までに予想される雪の量は、中越の山沿いで最大25センチなどとなっているほか、県内全域で10日にかけ波の高い状態が続く見込みです。

新潟地方気象台は雪を伴った強風や、高波、落雷などに注意するよう呼び掛けています。

最終更新日:Sun, 09 Feb 2025 18:18:15 +0900