

3月13日午後、新潟県柏崎市の工事現場で、重機を使い土の中に埋まった鉄管やケーブルなどの除去作業中に、掘り出した際に跳ね上げた鉄管が、近くで作業をしていた53歳男性の頭部に直撃する事故がありました。男性は意識不明の重体で病院に緊急搬送され、その後死亡が確認されました。
死亡したのは、上越市上名柄に住む会社員・小山崇さん(53)です。
小山さんは3月13日午後1時半ごろ、柏崎市平井の工事現場で、土の中に埋まった鉄管やケーブルなどの除去作業をしていたところ、別の作業員が重機を使い、ケーブルを掘り起こした際に跳ね上げた鉄管が小山さんの頭部に直撃しました。
小山さんは意識不明の重体でドクターヘリにより長岡市内の病院に搬送されましたが、午後4時半すぎに死亡が確認されました。
事故は一緒に作業していた同僚から「鉄管が頭部に当たり意識がない」と消防に通報があったことで発覚しました。
警察によりますと、工事は天然ガスを掘っていた現場事務所の跡地に埋まっているケーブルなどの除去作業を行っていたということです。
警察は事故の原因について調べています。
最終更新日:Thu, 13 Mar 2025 19:28:14 +0900