新潟・燕市長 “多選の弊害”理由に次期市長選“不出馬”の意向「安定は馴れや停滞に…」4期目の任期満了を待たず10月辞職へ

新潟県燕市の鈴木力市長は次の市長選挙に出馬せず、4期目の任期満了を前に今年10月に辞職する考えを明らかにしました。

新潟県燕市の鈴木力市長は次の市長選挙に出馬せず、4期目の任期満了を前に今年10月に辞職する考えを明らかにしました。

3月26日、燕市の定例市長会見の終了後、鈴木力市長が報道陣に明らかにしたのは、次期市長選の不出馬の意向です。

鈴木市長は県知事政策局の政策監などを務め、2010年に無投票で初当選。

現在4期目で、これまで教育や子育て支援策を充実させてきたと実績を振り返る一方で、多選の弊害を不出馬の理由に挙げます。

【燕市 鈴木力 市長】
「安定というのは馴れにもつながるし、停滞になっていくかもしれない」

また、鈴木市長は来年には燕市合併20年の節目を迎える中、2026年度の予算を新たな市長のもとで編成するべきだとし、来年4月の任期満了を待たず今年10月に辞職すると説明しました。

後継指名は行わないということです。

最終更新日:Wed, 26 Mar 2025 19:22:58 +0900