
大相撲夏場所で2場所連続優勝を果たした海洋高校出身の大関・大の里。千秋楽から一夜明け会見を開き、「新潟に良い知らせができた」と第二のふるさとへの思いを語りました。
5月23日、大相撲夏場所で優勝を決めた海洋高校出身の大の里。
【桶屋美圭アナウンサー】
「新潟駅では、大の里の2場所連続優勝を伝える号外が配布されています」
【号外を受け取った人】
「すごいなと思って。私、大ファンだから。昔の千代の富士みたいに優勝を重ねてもらいたい」
【号外を受け取った人】
「すごいなと。(横綱昇進が)歴代で一番早いということで、これからも頑張ってほしい」
2場所連続優勝で横綱への昇進を確実にした大の里。26日朝、その実感はまだないとしながらも喜びを語りました。
【大関 大の里】
「15日間、楽しんで相撲を取ることができたし、歓声を一切プレッシャーに感じることなく土俵の上に立つことができたと思う」
その大の里が中学・高校時代過ごした糸魚川市では、この日も後輩たちが稽古に汗を流していました。
大の里を指導した海洋高校・相撲部の田海哲也総監督も喜びを口にします。
【海洋高校・相撲部 田海哲也 総監督】
「私たちの世界では神様。横綱になるわけだから。これだけの歴史の中で75人ですからね。本当に選ばれた人」
大の里が「自分の土台をつくってくれて感謝しかない」と話す田海総監督。
【大関 大の里】
「13日目(優勝が決まった日)東京に行く前、朝から泣いていたと聞いた。早すぎだろうと」
【海洋高校・相撲部 田海哲也 総監督】
「朝起きて、これから東京に行く、きょう勝ったら横綱、きょう琴櫻に勝ったら優勝(と考えたら)なんかジーンと来ちゃって」
また、先輩の快挙は後輩たちにとって大きな刺激になったようです!
【海洋高校・相撲部 山本大吾 主将】
「とにかく前に出る圧力というか、攻めの上手さというか、馬力とかとても力強い相撲を取っている。ああいう相撲が取れるようになりたい」
県内に感動や勇気をくれた大の里。
【大関 大の里】
「新潟も喜んでいたという話を聞いたので、優勝という形で新潟に良い報告を知らせることができたと思う」
その快進撃はまだ始まったばかりです。
最終更新日:Mon, 26 May 2025 18:52:03 +0900