【参院選】“第一声”を分析!4人立候補の新潟選挙区 各候補が強調した“訴え”は?

参議院議員選挙が7月3日公示され、新潟選挙区には現職と新人あわせて4人が立候補。
NST新潟総合テレビ

参議院議員選挙が7月3日公示され、新潟選挙区には現職と新人あわせて4人が立候補。

候補者は第一声で何を訴えたのか…まずは参政党の新人・平井恵里子さんから見ていきます。

“政治改革”の訴えに最も多くの時間を割いた平井さん。何も変わらないと諦めるのではなく、政治を変えるために投票を呼びかけました。

さらに、経済対策や子育て・教育にも多くの時間を割いていて、15歳までの子ども1人につき、毎月10万円を給付する支援策などを訴えています。

一方、オリンピックメダリストとしての経験を踏まえた“子育て・教育への思い”を訴えたのは自民党の新人・中村真衣さん。

親の収入格差によって子どもに必要な経験や体験にも格差が生じていると指摘し、地域や国が一体となって対応する必要があると訴えました。

また、中越地震で被災した経験から防災・減災対策の重要性も強調しています。

対する立憲民主党の現職・打越さく良さんは“様々な政策”を網羅的に訴えました。

雇用の問題では、男女間の賃金格差の是正や選択的夫婦別姓の実現を掲げた打越さん。ほかの候補者も時間を割いていた子育て・教育では18歳まで毎月1万5000円を支給することや教育費の無償化などを進めると訴えました。

諸派の新人・原田公成さんは第一声の大半をNHKの改革の訴えに費やしました。

今回の参院選は立憲・自民・参政、そして諸派のNHK党が候補を擁立した前回3年前の参院選と同じ構図です。

このときは自民党の候補が得票率50.95%で勝利していますが、投開票日直前に安倍元首相銃撃事件が発生し、選挙の流れが一変した経緯があります。

一方で、去年の衆院選は県内すべての選挙区で立憲民主党が勝利。その後、国会運営など与野党をめぐる状況には変化が生まれています。

私たちが政治に何を望み期待するのか、その意思を直接表せるのは投票です。候補者の訴えを聞いた上で、ぜひ投票に行きましょう。

最終更新日:Thu, 03 Jul 2025 22:00:00 +0900