

球児たちの夏が始まりました。夏の高校野球・新潟大会が7月9日開幕し、76校65チームの選手が堂々と入場行進。開幕戦から熱戦が展開されました。
【記者リポート】
「いよいよ夏の高校野球県大会が開幕します。開会式まであと10分ほどですが、会場には選手や保護者など多くの人が集まっています」
7月9日、開幕した夏の高校野球・新潟大会。去年の優勝校・新潟産大附属を先頭に76校65チームの選手たちが堂々と入場行進しました。
選手宣誓の大役を担ったのは、新発田南の菊池大和主将。
【新発田南 菊池大和 主将】
「ゲームセットの瞬間まで、高校生らしい全力プレーで戦い抜くことを誓います」
この夏への誓いをはつらつと述べました。
【新発田南 菊池大和 主将】
「素晴らしい大会にするために、一球一球、泥臭く粘りながら全力で白球を追いかける姿をみんなに見てもらえれば」
そして、開会式直後に行われた開幕戦では、新潟青稜と加茂暁星が対戦。序盤から緊迫した展開が繰り広げられます。
1回表、新潟青稜は2番・山上、3番・鈴木の連続ヒットで1・3塁のチャンスをつくります。
しかし、加茂暁星の先発・林も譲らず。2連続三振を奪い、このピンチを無失点で切り抜けます。
互いに無得点のまま迎えた3回裏、加茂暁星の攻撃。この回先頭の8番・神田がレフト線への2ベースヒットを放つと、後続がデッドボールや内野安打で出塁し、ノーアウト満塁のチャンスに。
打席には2番・中川。ライト前へのあたりがタイムリーヒットとなり先制すると、後続も続き、この回4得点を挙げます。
このままでは終われない新潟青陵も終盤にチャンスをつくりますが、相手の継投策を前に1点が遠く…5ー0で加茂暁星が開幕戦を制しました。
夏の高校野球新潟大会の決勝戦は7月26日に行われる予定です。
最終更新日:Wed, 09 Jul 2025 21:00:00 +0900