半導体製造JSファンダリ破産で工場従業員500人超を解雇 新潟県・小千谷市が緊急雇用対策本部設置 再雇用を支援へ

新潟県小千谷市に工場を持つ半導体メーカーJSファンダリの破産手続きが開始され、500人を超える従業員が解雇されたことを受け、県や小千谷市などが緊急雇用対策本部を設置しました。
NST新潟総合テレビ

新潟県小千谷市に工場を持つ半導体メーカーJSファンダリの破産手続きが開始され、500人を超える従業員が解雇されたことを受け、県や小千谷市などが緊急雇用対策本部を設置しました。

【小千谷市 宮崎悦男市長】
「突然解雇通知を発表するこの手法は、従業員の気持ちに寄り添っているとは到底思うことができない行為。大変憤りを感じているところ」

小千谷市の宮崎悦男市長が憤りをあらわにしたのは、JSファンダリによる従業員の解雇について。

パワー半導体ウエハーの製造を手がけていたJSファンダリは、市況の悪化などから総額161億円の赤字を抱え、14日に破産を申請し、小千谷市の工場で働く500人を超える従業員を解雇しました。

県が設備投資のために6億円近い補助金を出すなど、重要な産業として地域で支えてきた企業の破産を受け…

【小千谷市 宮崎悦男市長】
「本日付で緊急雇用対策本部を設置致しました」

県・小千谷市などが連携して緊急の雇用対策本部を設置。

解雇された従業員の再就職などに向けた支援策を検討するとともに、地域経済に与える影響を最小限にとどめる狙いがあります。

対策本部では今後解雇された従業員の雇用に向けた企業とのマッチングを進めていく方針です。

最終更新日:Thu, 17 Jul 2025 05:00:00 +0900