SNSで話題!“葉っぱ切り絵”の作品展スタート 「本当の細かさは実物で」精巧な作品に訪れた人も驚き 新潟

植物の葉を使った切り絵を制作するアーティストによる新潟県内初の作品展が新潟市の百貨店で始まりました。
NST新潟総合テレビ

植物の葉を使った切り絵を制作するアーティストによる新潟県内初の作品展が新潟市の百貨店で始まりました。

新潟市中央区の新潟伊勢丹で始まったのは、葉っぱ切り絵アーティスト・リトさんによる県内初の作品展です。

会場にはSNSでも話題となっている、長さ約10cmほどの植物の小さな葉を切り抜いた繊細な作品が約50点展示されています。

【葉っぱ切り絵アーティスト リトさん】
「普通に撮ると皆さんには分からないので、普段かなり拡大してSNSに載せているが、本当の細かさ、(動物の)目の小ささとかは実物で目の前で見ないと分からないところなので、来た人はみんなびっくりする」

繊細な作品を手がけるリトさんは、特定の事柄に過度に集中してしまうといった特徴があるADHDと診断されたことをきっかけに、その特徴を前向きに生かそうと独学で制作を開始したと言います。

今回は新潟での開催を記念し、彌彦神社や稲穂などが盛り込まれた新潟にちなんだ作品も。

【葉っぱ切り絵アーティスト リトさん】
「トキに乗ってウサギくんがやって来たよと、カエルくんはさっそく日本酒を飲んでいるみたいな。動物たちが新潟に旅行に遊びに来たというシーンをイメージして作った」

初日の7月16日はさっそく多くの人が会場を訪れ、その細かな芸術を楽しんでいました。

【訪れた人】
「思った以上に小さく、精巧な作品だなというのは印象深い」

【訪れた人】
「優しい感じがする。細かいが、気持ちが温かくなるストーリー性があるのがいいと思う」

【葉っぱ切り絵アーティスト リトさん】
「皆さんがどんなふうにお話を頭の中で膨らませて、この動物たちはどんな会話をしているのかなとか、自由に楽しんでもらえたらうれしい」

この作品展は7月28日まで開かれています。

最終更新日:Thu, 17 Jul 2025 05:00:00 +0900