

7月20日午前、新潟県胎内市で、参院選の投票に訪れた有権者41人に対し、誤った種類の投票用紙が交付される事案が発生した。
胎内市選管によると、午前7時から7時50分頃までの間、県選出議員選挙と比例代表選出議員選挙の投票用紙が取り違えて交付され、誤った投票が行われた。原因は、投票所開設時に投票用紙の準備を誤り、県選出用の投票所に比例代表用の用紙を、比例代表用の投票所に県選出用の用紙を設置してしまったことによるという。
誤交付は午前7時50分頃、投票用紙交付係の1人が気づき、発覚。対象となった41人はすでに特定されており、選管は個別に謝罪を行う予定だ。
市選管は「この度は、投票用紙の交付誤りという事故を起こしてしまい、大変申し訳ございませんでした。41人の選挙人を始め有権者の皆様には心よりお詫び申し上げます」と謝罪。
再発防止策として、市内全18投票所の事務従事者に対し、改めて適正な事務執行の徹底を指導し、信頼回復に努めるとしている。
最終更新日:Sun, 20 Jul 2025 18:55:36 +0900