ダム貯水量が約16%に…深刻な水不足で農業被害も発生 新潟県上越市“渇水対策統括本部”設置 対策検討

高温・少雨が続く中、新潟県上越市は25日、渇水対策統括本部を設置し、水の確保に向けて今後の対策を協議しました。

高温・少雨が続く中、新潟県上越市は25日、渇水対策統括本部を設置し、水の確保に向けて今後の対策を協議しました。

上越市ではまとまった雨が降らない状況が続き、主要な水源である正善寺ダムの貯水量が25日時点で16.3%まで下がるなど、水不足が深刻となっています。

市は渇水対策統括本部を設置し、引き続き対象地域の住民に対し40%以上の節水を要請するほか、25日までに設置した15か所の給水スポットの利用を呼びかけることなどを確認しました。

また農地のひび割れや稲の枯死などの被害が発生しているとして、市は消雪用の地下水を配っていて、さらなる支援策も検討することにしています。

最終更新日:Sat, 26 Jul 2025 12:12:24 +0900