

新潟県庁で8月4日、臨時校長研修会が開かれ、全国的にも相次いでいる教職員の犯罪抑止に向けて注意が呼びかけられました。
【県教育委員会 小川正樹 教育次長】
「教育公務員としての自覚を促す、強い指導を行うようお願いします」
県庁で4日開かれた臨時校長研修会。教職員の不祥事防止のために行われたもので、県立の高等学校と中等教育学校の校長が参加しました。
【県教育庁高等学校教育課 頓所裕史 課長】
「全国的にも教員による盗撮事案が問題になっていて、文部科学省、私ども県教育委員会も非常に重く受け止めていることから、臨時の校長研修会を開催することを決めた」
児童の盗撮画像をSNSのグループで共有していた事件が発覚するなど教職員の犯罪が全国的に問題となっていますが、県内でも今年度、盗撮やストーカー行為で教職員2人が懲戒処分を受けています。
こうした状況を受け開かれた4日の研修会では、セクハラなどについて注意が呼びかけられたほか、今年度すでに7件発生している個人情報の紛失・漏洩について実例を紹介しながら、原因や対策についての指導が行われました。
【県教育庁高等学校教育課 頓所裕史 課長】
「それぞれ教職員は自分が教員になったときの思いがあるはず。その思いを振り返って、もう一度、教職員として、教育公務員としての自覚を一層高めてもらいたい」
また、研修会では情報漏洩事故の防止に向けた体制が整備されているか、各学校で点検を行うよう呼びかけられたということです。
最終更新日:Mon, 04 Aug 2025 22:00:00 +0900