広島への原爆投下から80年「核兵器と人類は絶対に共存できない」 新潟市で犠牲者の冥福と平和祈る追悼式

広島に原爆が投下されてから8月6日で80年です。新潟市では犠牲者の冥福と平和を祈る追悼式が開かれました。
NST新潟総合テレビ

広島に原爆が投下されてから8月6日で80年です。新潟市では犠牲者の冥福と平和を祈る追悼式が開かれました。

80年前の8月6日、広島に原爆が投下された午前8時15分に合わせ黙祷が捧げられたのは、新潟市で開かれた原爆犠牲者の追悼式です。

【新潟県原爆被害者の会 西澤慶子 事務局長】
「核兵器と人類は絶対に共存できません。核を生かし人類を滅亡させるのか、人類が命を生かすのか、どちらかしかない」

被爆2世で新潟県原爆被害者の会の事務局長を務める西澤慶子さんは、犠牲者の冥福と平和への祈りを捧げるとともに核兵器の廃絶を訴えました。

【新潟県原爆被害者の会 西澤慶子 事務局長】
「被爆者の方の遺志を継ぐということで一生懸命やってきた。この気持ちを若い世代につないでいかなければ」

新潟市では長崎に原爆が投下された8月9日にも追悼式が開かれます。

最終更新日:Wed, 06 Aug 2025 22:00:00 +0900