

土木・コンクリート工事を手がける新潟県三条市のシン・エクステリアが事業を停止した。今後は自己破産を申請する予定である。
民間の信用調査会社・帝国データバンク新潟支店によると、2006年11月に創業し、2022年3月に法人改組されたシン・エクステリアは、県央地区とその周辺を営業エリアとして、一般個人住宅向けのカーポート、フェンス、門扉などの設置、外構工事を手がけていた。同業者を含む木造建築業者からの下請けを中心として、一般個人からも受注し、2023年2月期には年売上高約8000万円を計上。
しかし、近年、住宅の新築着工数の減少を背景に主力の外構工事などの受注が低迷。2025年2月期には年売上高が約6600万円にとどまり、慢性的な業績不振が続いていた。このような中、資金繰りの悪化と先行きの見通しが立たず、今回の事態となった。
負債は調査中である。
最終更新日:Fri, 08 Aug 2025 05:00:00 +0900