災害に備え“海上輸送”の連携確認「道路寸断すると陸路では限界ある」 新潟・佐渡市で船使用した訓練

新潟県佐渡市の両津港で9月19日、大規模な地震により道路の寸断が発生した想定で、船を使い、被災地に災害対応の職員などを運ぶ訓練が行われました。
NST新潟総合テレビ

新潟県佐渡市の両津港で9月19日、大規模な地震により道路の寸断が発生した想定で、船を使い、被災地に災害対応の職員などを運ぶ訓練が行われました。

9月の大雨では県道・佐渡一周線で土砂崩れが発生し、一時孤立した集落も出た佐渡市。

この日の訓練では、佐渡海上保安署や佐渡市の関係者が海上保安庁の巡視艇を使用し、救援物資などを港で引き渡すまでの手順や連携のあり方を確認していました。

【佐渡海上保安署 渋谷卓矢 署長】
「ブラッシュアップして、皆さんと連携して取り組んでいきたい」

【佐渡市消防本部両津消防署 齋藤剛 署長】
「(道路寸断時は)陸路では現場に着ける限界の場所があるので、船等を使用した海上輸送が大事になってくる」

参加者は真剣な表情で取り組み、災害に備えていました。

最終更新日:Fri, 19 Sep 2025 22:00:00 +0900