13棟焼いた“商店街火災”から2年…感謝伝えるイベントで地域にぎわう「人が戻ってきてよかった」新潟・魚沼市

おととし発生した大規模な火災から再建した新潟県魚沼市の商店街で9月21日、支援への感謝などを伝えるイベントが行われました。
NST新潟総合テレビ

おととし発生した大規模な火災から再建した新潟県魚沼市の商店街で9月21日、支援への感謝などを伝えるイベントが行われました。

21日、『ヘソ市ビッグカーニバル』と題したイベントが開かれていたのは、魚沼市の南本町商店街です。

この商店街ではおととし9月に大規模な火災が発生。店舗など13棟に被害を出しました。

まもなく火災から2年、被害を受けた店舗などの再建工事はまもなく終わります。

【訪れた人】
「燃えてしまって大丈夫かなと思ったが、ちょっとずつ、ちょっとずつ人が戻ってきてよかった」

イベントは義援金など寄せられた支援への感謝を示すとともに、地域を盛り上げようと開かれ、訪れた人は屋台や音楽ライブなどを楽しみました。

【屋台を出店】
「みんな楽しそうで、盛り上がっているようでうれしい」

【訪れた人】
「地元の良い所がいっぱいあるので、そういうところが広まっていくといいなと思う」

また、今年4月に商店街に隣接して設置された図書館を活用して朗読ショーも行われ、さらなる地域のにぎわいを後押ししました。

【魚沼市で居酒屋を経営】
「こういうイベントをどんどんやって、地域の人だったり、周りの市街の人だったりとかがちょこちょこ来てもらえるようにしていったら、盛り上がっていくのではないかなと思う」

新型ウイルスや火災の影響などで休止していたイベントを去年、6年ぶりに復活させた南本町商店街。

【南本町商店街協同組合 稲津厚 会長】
「魚沼市全体がシャッター街になりつつあるような雰囲気があるので、そこをなんとかしたい。できるなら(ヘソ市を)継続していきたいと考えているし、少しでも何かできればいいかなと考えている」

訪れた人たちはイベントを存分に楽しみ、商店街の魅力を感じていました。

最終更新日:Tue, 23 Sep 2025 08:00:00 +0900