【J1新潟】残留へ崖っぷち…12試合ぶりの複数得点もG大阪に逆転負け「油断しているわけではないが…一瞬の隙突かれた」

明治安田J1アルビレックス新潟は9月27日、アウェーでガンバ大阪と対戦。前半、先制に成功するも、2度のリードを守り切れず逆転負け。アルビはこれで13試合勝利なしとなりました。

明治安田J1アルビレックス新潟は9月27日、アウェーでガンバ大阪と対戦。前半、先制に成功するも、2度のリードを守り切れず逆転負け。アルビはこれで13試合勝利なしとなりました。

J1残留に向けて厳しい状況が続くアルビ。27日、アウェーでガンバ大阪と対戦しました。

【アルビレックス新潟 入江徹 監督】
「得点が取れていない試合が多いので、そういった最後のところを求めてやってきた」

ここまで4試合無得点のアルビ最大の課題は“決定力不足”。

この日も前半12分、島村から藤原、最後は長谷川へとつながりますが、チャンスを生かすことができません。

それでも、ガンバの攻撃をGK田代のビッグセーブで切り抜けると、前半15分、アルビに待望の瞬間が訪れます。

新井・谷口・島村とテンポよくパスをつなぎ、最後はゴール前に走り込んだ新井が技ありのシュート!新井のJ1初ゴールで欲しかった先制点を奪います。

1点リードで試合を折り返したいところでしたが、前半37分、右サイドからの折り返しを宇佐美に決められ、試合を振り出しに戻されてしまいます。

何としても追加点が欲しいアルビは後半開始直後でした。

藤原が自陣でボールを奪うと、素早いカウンターから最後に決めたのは奥村。7試合ぶりの先発出場に応えた奥村の3カ月ぶりのゴールで見事、勝ち越しに成功します。

「きょうこそ」誰もが勝利を期待しましたが、喜びはつかの間…

後半15分にフリーキックの流れから相手に強烈なシュートを決められ再び失点すると、その4分後にもセットプレーから失点し逆転を許してしまいます。

わずか4分で2失点を喫したアルビですが、その後も大阪の攻撃はとまらず。

後半30分には舞行龍のパスミスでボールを奪われ、とどめの4失点目。

その後、追いつくことができなかったアルビは2-4で敗れ、これで13試合勝ちなしとなりました

【アルビレックス新潟 入江徹 監督】
「ちょっとしたところの差が、やはり最後の結果に表れてしまった。油断をしているわけではないと思うが、一瞬の隙を相手は突いてきた印象。これだけ遠くまで来て応援してくれるサポーターがいるので、そのためにも勝利を届けたいのが一番」

12試合ぶりに複数得点を挙げても勝利をつかめなかったアルビ。

シーズンは残り6試合…J1残留への道はさらに厳しいものとなっています。

次の試合は10月4日、ホームでファジアーノ岡山と対戦します。

最終更新日:Mon, 29 Sep 2025 21:45:00 +0900