

9月30日、9月県議会が開会しました。酒米高騰の影響を受ける新潟県内の酒蔵支援などを盛り込んだ約68億円の補正予算案などについて審議されます。
30日、開会した9月県議会には、総額約68億4000万円の補正予算案を含む23の議案が提出されました。
補正予算案では、今年産の酒米価格の高騰を受け、県内の酒蔵の支援に約3億7000万円を計上。
また、クマによる被害対策として、9月から自治体の判断で市街地での猟銃使用が可能になったことを受け、訓練の実施費用など安全な現場対応への支援に約525万円を盛り込んでいます。
【花角知事】
「新たな制度を円滑に運営できるように、新発田市・県猟友部・県警・消防と連携し、現地訓練を実施するとともに、緊急銃猟制度を運用する市町村の支援を行う補正予算を本定例会に諮る」
また、花角知事は東京電力柏崎刈羽原発の再稼働問題についても言及。県が9月に実施し、集計を行っている県民意識調査について触れ、次のように述べました。
【花角知事】
「準備ができ次第、途中経過を公表するとともに、さらに調査結果の分析を進めていきたいと考えている。こうした取り組みに加え、県議会での議論などを通して、再稼働問題に関する県民の意思を見極めていく」
9月県議会は10月21日まで開かれます。
最終更新日:Wed, 01 Oct 2025 05:00:00 +0900