
柏崎刈羽原発運営会議、通称“KK運営会議”の佐藤敏秀議長が10月8日、初めて発電所を視察しました。
【柏崎刈羽原発 稲垣武之 所長】
「今、最終的な健全性確認を進めていて、まもなく技術的な準備については整うという見込み」
KK運営会議は外部の視点で原発の運営状況などを評価してもらう目的で東京電力が設置したものです。
この日は6号機で進められている安全対策工事の状況などについて説明を受けた佐藤議長。
【KK運営会議 佐藤敏秀 議長】
「点検が終わって、運転中の発電所のような感じを受けた。再稼働に向けて準備が整っているんだなということを感じた」
ただ、KK運営会議の目的の一つでもある“県民の信頼回復”については、県が実施した意識調査の中間報告で7割近い人が「東京電力が運転することに不安を抱えている」という結果が出ています。
【KK運営会議 佐藤敏秀 議長】
「我々としても、どこにその不安を感じているのかを把握して、ギャップを埋めていくということもやりたいと思っている」