わずか5年で40円近く値上がり…ガソリン税暫定税率“年内廃止”へ与野党6党が正式合意

自民党・立憲民主党など与野党6党はガソリン税の暫定税率を年内に廃止することで正式に合意しました。

自民党・立憲民主党など与野党6党はガソリン税の暫定税率を年内に廃止することで正式に合意しました。

新潟県内のレギュラーガソリン1リットルあたりの平均販売価格は2020年10月26日時点では133円でしたが、10月27日時点の価格は172.5円。

わずか5年で40円近く値上がりし、家計を苦しめています。

こうした中、物価高対策の一つとして議論が続けられてきたガソリン税の暫定税率廃止について11月5日午前、自民党・立憲民主党など与野党6党が実務者協議を実施。その結果…

【自民党 小野寺 税調会長】
「6党の合意が成り立ったので、ガソリンの暫定税率については年内廃止ということになった」

12月31日に暫定税率を廃止することを記した合意文書に署名しました。

今後、立憲などが提出している廃止法案を修正して今国会で成立させる方針です。

現在ガソリンには1リットルあたり10円の補助金が出ていますが、廃止までの移行措置として、それを段階的に引き上げ、12月11日には暫定税率分がなくなったのと同じ水準の25.1円にするとしています。

最終更新日:Wed, 05 Nov 2025 22:48:55 +0900