
能登半島地震の被災地で新潟市が実施を検討している液状化対策について、16日、初めて自治会単位での説明会が開かれました。
新潟市西区と江南区の一部で市が実施を検討している液状化対策。
市は、対策工事を希望するかどうか、住民の意向を問う調査を前に自治会単位の説明会を開く考えを示していて、16日、江南区天野地区の自治会から要請を受ける形で初めて実施されました。
市の担当者は:
実施しなくても良いという意見があった場合は、その理由も含めて地域の皆さまと再度ご相談させていただいて、対応を判断していきたい
説明会には約50人が参加し、市の担当者が工事の工程や住民負担額などについて改めて説明。住民からは長期間にわたるとされる工事期間について不安の声などがあがりました。
新潟市 街区液状化対策室 坂井潤市 室長:
アンケートの意向確認(調査)について判断の是非をしていただくための説明を丁寧に繰り返していきたいと考えている
天野中前川原自治会 増田進 会長:
やはり、行政の方々とも色々と協力・協同していかなくてはいけない。着実に前に進んでいるのかなとは思う
市によりますと、同様の説明会は年内に20回程度開催される見通しです。




