
コメの価格は不安定さを増していますが、その一方で農家が追求するのはいつの時代も変わらずコメのおいしさです。
【氏田陽菜アナウンサー】
「横一列にズラリと並ぶ炊飯器。最終審査に残ったコメが同じ方法で炊かれていて、会場にはすでにコメの香ばしい香りが漂っています」
新発田市ではコメ農家の日頃の努力をたたえようと、『新発田のおいしいお米コンテスト』を開催。
11回目となる今年は過去最多96組の生産者が出場し、機械による事前審査を勝ち抜いた10組が11月18日の最終審査に臨みました。
審査員は地元の観光協会や企業などが担当し、香りや味をじっくりと確認しながら点数をつけていきます。
【日東アリマン 佐久間欣也 社長】
「高温で水不足の中で、これだけおいしくてツヤのあるコメを本当に尽力されて作られたんだなと思う」
今年は猛暑に加えて記録的な少雨に見舞われましたが、例年以上に水や肥料の管理を徹底するなど生産者の努力が実り、おいしいコメができたといいます。
【新発田市観光アンバサダー 田辺美月さん】
「難しい。どれもおいしくてすごく悩んでいる」
【新発田市農業委員会 宮村正義 会長】
「皆さんの努力がここに詰まっているというのは、ひしひしと感じる」
粒ぞろいのコメの中で栄えある金賞に輝いたのは…
【結果発表】
「株式会社トップアグロさん、おめでとうございます」
【トップアグロ 阿部勝治 代表】
「コメが高騰している中、コメ離れが危惧されているが、皆さんにまた良いコメを販売できるように、消費者に応えられるようなコメ作りをしていきたい」
入賞したコメは新発田市のふるさと納税返礼品などとして出荷される予定です。
最終更新日:Wed, 19 Nov 2025 05:00:00 +0900




