電子タバコ販売から手作り菓子・弁当販売に業態転換も近隣店舗の競合に勝てず…菓子・弁当の製造販売業者が破産 負債は約4000万円 新潟・中央区

菓子・弁当の製造販売を手がける新潟市中央区の合同会社万代トレードが、新潟地裁より破産手続きの開始決定を受けたことが分かった。
NST新潟総合テレビ

菓子・弁当の製造販売を手がける新潟市中央区の合同会社万代トレードが、新潟地裁より破産手続きの開始決定を受けたことが分かった。

民間の信用調査会社・帝国データバンク新潟支店によると、2016年2月に設立された万代トレードは、設立当初は電子タバコの販売を行っていたものの、その後業態を転換。現在は駄菓子や手作りの焼き菓子などを販売する「ワロンのきつね」のほか、弁当店の運営も行い、2024年6月期の年売上高は約2172万円を計上していた。

しかし、その後は近隣店舗との競合などから売上は低調に推移し、2025年6月期は売り上げがほとんど立たない状況となっていた。今期に入ってからも営業環境に改善は見られず、先行きの見通しが立たないことから事業継続を断念した。

負債は債権者約17人に対し、約4000万円に上っている。

最終更新日:Wed, 26 Nov 2025 11:00:00 +0900