国内初の人工ふ化で誕生したトキ・優優が死ぬ 野生復帰に大きく貢献した優優へ「心から感謝」新潟・佐渡市

国内初の人工ふ化により誕生したトキの優優が11月24日、26歳で死にました。

国内初の人工ふ化により誕生したトキの優優が11月24日、26歳で死にました。

環境省によりますと、今年9月の健康診断では異常は見られませんでしたが、22日から食欲の低下が見られ、翌日には自らエサを採り食べることが困難に。そして24日に死んだことを確認したということです。

優優の誕生をきっかけにトキはその数を増やし、優優自身も中国から贈られた美美と多くのヒナを誕生させています。

現在は自然界に600羽近いトキが定着している佐渡市。

渡辺竜五市長は「野生復帰の取り組みを大きく前進させ、多くの人に喜びを教えてくれました。心から感謝している」とコメントしています。

最終更新日:Fri, 28 Nov 2025 22:00:00 +0900