“ドローン”で医薬品を配送!災害時やへき地…新たな物流手段検討へ実証実験「実用化はハードル高いが未来に向けて」新潟

11月27日、新潟市でドローンを使った医薬品配送の実証実験が行われ、その様子が報道陣に公開されました。

11月27日、新潟市でドローンを使った医薬品配送の実証実験が行われ、その様子が報道陣に公開されました。

27日、新潟市中央区の西海岸公園を飛び立ったドローン。行われていたのは医薬品をドローンで運ぶ実証実験です。

【AIRWINGS合同会社 林賢太 代表】
「いま、時速130キロぐらい。ジェットフォイルの約2倍の速度で飛行している」

ドローンは高度100mを順調に飛行し、22km離れた新潟市西区の佐潟公園病院に12分ほどで到着しました。

災害時の配送ルートの確保やへき地への医薬品の安定供給のため、新たな物流手段を検討しようと行われた今回の実証実験。

ドローンに載せた重さ11kgの医薬品は無事に届けられました。

【マルタケ 居城洋 取締役副社長】
「現在、法的な問題等でなかなか実用化はハードルが高い。将来、これから未来に向けての一つの実証実験ということで生かせれば」

今回の実証実験では海上を飛行しましたが、内陸の住宅街の上空を飛行するためには安全性の確保などの課題をクリアしていく必要があるということです。

最終更新日:Fri, 28 Nov 2025 22:00:00 +0900