年間約200万人が訪れる有数の観光地も二次交通の確保課題…新潟県弥彦村で“自動運転”バス活用し観光客向け新ルート開通

高齢化や人手不足で観光地の2次交通の確保が課題となる中、弥彦村で自動運転バスを活用した観光向けの新たなルートが開通しました。

高齢化や人手不足で観光地の2次交通の確保が課題となる中、弥彦村で自動運転バスを活用した観光向けの新たなルートが開通しました。

6日、弥彦駅で行われた自動運転バスの新ルート出発式。

地元住民の移動手段を確保するため、弥彦村は去年から無料の自動運転バスを運行していて、6日、これまでの生活路線に加え、新たに弥彦駅と温泉街を結ぶ通称「弥彦ルート」が開通しました。

弥彦村は弥彦神社や温泉街を抱え年間約200万人が訪れる県内有数の観光地ですが、高齢化や人手不足などを背景に二次交通の確保が課題となっていました。

自動運転バスの活用で、観光客の利便性を上げ地域の活性化に繋げることが期待されます。

【乗客】
「ここまで来るのも子どもがいると大変だけど便利」

【乗客】
「ちょっとドキドキしたが安心して乗れた」

【乗客】
「バスに乗ったのが楽しかった」

【弥彦村 本間芳之村長】
「この自動運転のバスを使いながら各停留所で色んな過ごし方をしてもらえるとうれしい」

新たに開通した弥彦ルートは、土日祝日限定で運行されます。

最終更新日:Sat, 06 Dec 2025 18:23:28 +0900