
国内外の有識者で構成する原子力改革監視委員会の委員長が柏崎刈羽原発の緊急時対応訓練などを視察し、「6号機は再稼働の準備ができている」と評価しました。
12月15日、柏崎刈羽原発を視察したのは東京電力が国内外の有識者を招いて設置した原子力改革監視委員会のクライン委員長です。
この日は6号機や7号機の施設や緊急時対応訓練を視察。
地震により6号機の外部電源などが失われた想定で行われた訓練では、電源車から高台にある電源盤までケーブルを伸ばし、原子炉の冷却などに必要な電源を確保する流れを確認しました。
視察を終えたクライン委員長は…
【原子力改革監視委員会 クライン委員長】
「自ら考えて行動できるかどうか、ストレスがかかった中で行動を起こせるかなどに注目していた。6号機は運転を再開する準備ができていると思った」
再稼働に向けて有識者からもお墨付きを得た形の6号機。
県議会12月定例会の議論と地元同意の手続きを経た上で、早ければ来年1月にも再稼働が可能になる見込みです。
最終更新日:Tue, 16 Dec 2025 05:00:00 +0900




