

金型製造を手がける新潟県長岡市の共立精工が、新潟地裁長岡支部より破産手続きの開始決定を受けたことが分かった。
民間の信用調査会社・帝国データバンク長岡支店によると、1987年8月に創業し、1988年7月に法人改組された共立精工は、新潟県中越地区の製造業者向けに金型製造を手がけ、1991年6月期には年売上高約9065万円を計上していた。
しかし、近年は受注量の低迷から業況は低調に推移し、2024年6月期の年売上高は約3000万円にまで落ち込み、収益状況も悪化していた。その後も業況改善の見通しが立たないことから事業の継続を断念し、今年8月初旬に事業を停止していた。
負債は約1億200万円の見込みだという。
最終更新日:Tue, 16 Dec 2025 11:00:00 +0900




