
新潟市の12月市議会が閉会し、市が西堀ローサの運営会社の債権を放棄した責任をとるため、市長の給与を減額する議案が可決されました。
新潟市は西堀ローサの運営会社に貸し付けていた約9億円の債権を放棄した責任をとるため、市長の1カ月分の給与を1割減額する議案を12月市議会に提出していました。
以前、同様の議案が提出された際は責任の取り方や減額の程度についての反対意見が相次ぎ、否決されましたが…
【翔政会 古泉幸一 市議】
「市長の真摯な政治的判断と問題解決に向けた強い覚悟を評価いたします」
議会最終日の12月25日、旧西堀ローサの今後について組織横断的なプロジェクトチームや有識者会議を設置する方針の市長のリーダーシップを評価するとした最大会派・翔政会などの賛成多数で可決されました。
【新潟市 中原八一 市長】
「責任については一応の決着を見たと認識している。西堀地下施設の再活用に向けて新潟市として様々な意見をいただきながら、しっかり再生できるように取り組んでいきたい」
また、物価高騰対策の現金給付事業などが盛り込まれた総額約300億円の一般会計補正予算案は全会一致で可決されました。
最終更新日:Thu, 25 Dec 2025 18:38:13 +0900




